土間のモルタル工事 神戸市長田区にて
マスタープランの小谷さんの現場へ土間のモルタル塗りに行ってきました。
上のように マンションの入り口には必ずクツズリと呼ばれるステンレスのプレートが張り付いています。 これは必ず付いています マンションにお住まいの方は勉強のために確認して下さい(笑)
新築マンションの工事現場に行くと このクツズリの付いた枠が逆さまに放置されていて その逆さまの状態で左官屋さんがクツズリにモルタルをのせていく、、、、 そんな事はどうでも良いんですが
この玄関の扉もサッシ屋さんのお仕事ではなく 鉄扉屋さんのお仕事でこの鉄扉の思いこと、、、 いやいやそんな事もどうでもいいんですが
玄関に入り床を捲ると、上の写真のように段差がついていて、その段差をなくす工事を今回はモルタルで行いました。
そして現在の土間とクツズリの段差が60ミリ そしてこの部屋の面積が10㎡ と言うことで 使用するモルタルの量が0,6リューベイ!
砂の量だけでもこんなにたくさん、それとセメントが17体ほど 重量にして1,5トン ヒャー!
もし足りなかったら困るのでずいぶんと多めに頼んではいるものの 車1台分の材料を運搬 結局使用したのは3分の2程度ですが
1,5トンをマンションの室内に塗って大丈夫? 床は抜けません? などの心配はいりません。
この程度で床が抜けるほどマンションはヤワではありません、ご安心下さい。
お部屋の中央には旗が立っていますが、「これから土間を塗ります」の決起の旗ではなく 私たち左官用語でアタリと呼ばれる 塗る厚みの基準、目印になります。
コレをすることでお部屋全体の床の高さが一定になるのです。 何事も段取りが命。
コレをすることでお部屋全体の床の高さが一定になるのです。 何事も段取りが命。
そして土間打設 → モルタルを流し込んでいくこと
今日は私はコネ屋(材料を練る人)をしながら写真撮影にまわり、先輩の左官屋さんのN氏が仕上げにまわります。
そこでN氏の履いている靴に注目
今日はモルタル打設時に履く靴の説明をしましょう
モルタル打設の時に履くゲタ(上) 鉄のクツの下に針が付いていて このクツを履きながらモルタルを流し込んでいきます。 このクツをモルタルに刺しながら歩きます。
モルタル打設の時に履くゲタ(上) 鉄のクツの下に針が付いていて このクツを履きながらモルタルを流し込んでいきます。 このクツをモルタルに刺しながら歩きます。
最終仕上げになります。
上半分が仕上がった部分で 下半分がこれから押さえて行く部分です。
今日一日 私は材料を練ったり水をくんだりしていたのですが、、、
こんな人も昔 こんな事をしていました
左官職人 こね太郎 新沼謙始
では