塗り壁の汚れの対処方 漆喰の汚れ

先日のブログで塗り壁の汚れの対処法に触れましたが 今日はもう少し詳しく しかも画像付きで
実演してみます。
サンドペーパー 

用意した物はサンドペーパー(目の細かい320番) サンドシート(細め400番) 消しゴム と 試験体
試験体
試験体は色の確認のために以前に作った物でカルクウォールに3%の着色をしている物になります。

コレに まずは鉛筆でガリガリ
鉛筆

鉛筆と言えば消しゴム これは問題なく消しゴムで消えるのですが 決して汚れている消しゴムは使用しないで下さい。
汚れている物を使うと、その汚れが漆喰側に移って逆に汚れを付けてしまうようになります。

次はテーブルの上にウチの奥様のマニキュアがおいてあったので ちょっとそれを拝借
マニキュア
これは消しゴムでは無理なので サンドシートを使用
サンドシートで漆喰の表面を少し削る事になるのですが 漆喰は塗り厚が2mm程度あるので少し削ったくらいで下地が見える心配はありません。
マニキュアの場合 表面に膜を張った状態なので その膜の上だけを擦るようにしないと 周りの漆喰の方もメゲてきます 時間をかけてゆっくり取るのが秘訣です。

結果がコレ
マニキュア

少し削れているのがわかり ココだけに目をやると削ったのがわかりますが 壁全体を見ると違和感がありません。

そして 油性ペン
油性ペン

消しゴムでOK
油性ペン

最後はマジック   たぶんコレが一番 強敵!
マジック

マジックは染料のような感じで中に染みこんで色が着くので その染みこんだ層まで削ってやらないとなりません。
サンドシートを使用 以外とあっさり落ちました。
マジック

最後に コーヒーをこぼしたような染みこんだ汚れは 数日から数週間放置して観察すると漆喰の自浄効果でほとんどわからないレベルまで消える事があるようなので ちょっと様子を見ましょう。
この実験 メーカーのイケダコーポレーションさんも、一般のお客様も多数の方が実験しているのですが皆さんビックリしてられます。

それでもダメな場合は
カルクファルベ

カルクウォールの姉妹品 漆喰を溶いた塗料 カルクファルベを少し薄めて塗布してください。
通常は売り物なんですが 当社で施工して頂いた方 当社から材料を購入して頂いた方には 汚れた際に言って頂ければ少量になりますが無料でお分けします。(白のみ) 

これで実験終了なんですが 
結果として 「汚れは怖くないんだよ」 っと言う事がわかりました。

、、、実験中 嬉しいお届け物が到着しました。
以前に工務店様の依頼でリフォームした家のお施主様からの贈り物で 京都の「黒七味」

リフォーム中 昼ご飯の際にいつもみそ汁をごちそうして頂けたのですが そのみそ汁に入れると驚くほど風味が良くなるスパイス「黒七味」

私が気に入ったのを憶えていてくれたんですね「ありがとうございます」
早速今日よばれます
黒七味
楽しみです

では

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