築100年の古民家

リフォーム会社の仕事で 築100年以上の古民家を見に行ってきました
古民家古民家

現場に到着して 最初に広さに驚かされました
入り口から奥まで40メートルくらいの広さに 大工さんが柱を立てていっている
ところで、隅から隅まで見渡せる状態

天井もむき出しで カットして100年以上経つ巨大なハリが上から釣られたような感じに空中に横たわっている
これを見ることが出来ただけでも きた甲斐がありますね

っと 目を引いたのが
竹こまい私たちの仕事 竹こまい(こちらは裏側)

縦に竹 横に縄を交互に編んで骨組みを作り
土を塗って下地を作る
人間にたとえると 竹が骨で 縄が筋肉 土が肉
と言った感じでしょうか

昔の職人は今のような電気を使った道具もなく 全て手で切り 手で削り
手で編んでいく 気の遠くなるような作業を 普通に毎日していたんですね
今の職人にはちょっと難しい 根気が続かないかな

また この部分は2階部分になるのですが、土壁を塗るのは独特な手法があり
なんと 練った土をクワですくい それを左官めがけて投げつける
それを左官がコテ板でキャッチ それを塗っていく というやり方で
下手なピッチャーと組むと 左官が全身ドロドロになるそうです。
昼ご飯もドロドロのまま食べるそうです。

ウソのようなホントの話

大工さんの仕事があと1月くらいはかかるようで 私の出番は2月の中
くらいから  
それまでにもう一度現場を見に来ることを お伝えして帰ることに

それと ちょっと 癒しタイム
四天王寺お正月にウチの近所の四天王寺さんで撮った
写真です

夜にここを通るのは始めてで 
こんなにきれいとは思いませんでした

では
塗り壁工房
http://www.nurikabekobo.com/

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