交野市 築200年の家が終了
株式会社Oh!様の築200年の家の壁の塗りが終了しました。
少し気になって200年前の日本はどんなだったか調べたら まだ明治になっていない徳川幕府の時代だったのですね。
「その頃の日本の職人さんは」とか考えなら 壁を塗らせて頂いていました。
その時代には金属の鏝はあったのでしょうか?
あったとしても今のように数千円で買えるような価値ではなかったのでしょうね?
数千円と言う言い方もおかしいですが、鉄の元となる物から、鍛冶屋さんが熱してはタタきの繰り返しを重ねてから完成するコテは とっても高価な道具であったと思います。
道具1つ1つに思い入れがあり高価な時代は職人さんの技量も今とは比べ物にならなかったと思います。
その時代の動画が残っていれば、、、
そんな時代の家のリフォームに参加させて頂いたことに感謝いたします。
そしていつも お施主様が現場に置いて下さっておりました「美味しいミカン」 ありがとうございました。(ちょっと食べすぎました スミマセン)
そして今週から現場は宝塚
コチラも株式会社Oh!様の現場 新築現場になります。
現場の中は下地処理が終わりいよいよ珪藻土の塗りがスタート!
まず初日に家の中を周り、「ここはどの模様で行こか」とか考えながら段取りを進めて行きます。
少しづつですが寒さが忍び寄ってきていますので、暖を取りながら工事を進めて行きます。
「暖を取る」とは焚き木やコタツではなく、温風機で家の中を温めることですね。
毎年 冬になると説明していますが、色のついている珪藻土を塗る場合、部屋の温度が10度以下になるときは気をつけなければなりません。
珪藻土が乾く過程で白化(白い色むら)がおきるので、それを防ぐために
今年も一番寒い時期にはジェットヒーターと温風機で壁の白化を防ぎます。
左官工事はあと10日ほどで完成です。
Oh!様の現場は内外左官塗りなので、工期は1月ほど頂いています。ありがとうございます。
私たちが壁を塗っている時に仲間のI氏からメールが届きました。
ハワイからのメールにはI氏の後ろ姿が。
仕事中だったので 「いいなー イイなー」 とボソボソ言いながら壁を塗っていました。
イイなー 行きたいなー
では