クレーム処理 その後

11月18日のブログに書いた、クレームの処理に言って来ました。

1年ほど前に 他の左官屋さんが施工した物の手直しになりますが
その左官屋さんとは もう取引がないそうで 私に依頼が来たんです。

門柱の真ん中あたりから壁が膨らんで水がでており
水の進入している場所を特定してからの仕上げになります

ジョリパット2
ジョリパットがこれだけ腫れて 水が出る
穴まで開けるには それなりの水の
進入量があるはずで

門柱自体は簡単な作りなので水の進入経路は
考えればスグわかることです

ジョリパット
たぶんこのレンガの目地から水が入り
ブロックの中を通り ブロックの目地から
出ていんでしょう

早速 レンガをめくることに

クレーム処理
レンガをめくるとブロックの穴にはモルタルが
充填されていない  

モルタルを充填するだけでもましだったのに

で 樹脂モルタルを充填後にレンガを積み直して門柱全面を樹脂
モルタルで塗り替え 乾燥後に仕上げに    

水の進入だけでも 結局1からやり直し

少しの手間(ほんの2~3分)を省くだけでこんな結果になることは
左官仕事に限らず良くあることで 
少しの手間で2倍以上の時間と予算がかかってしまいます。

基本は「しっかりと施工する」です

ブロックの中に水が貯まっていて、しかも その上に塗装をしているので
完全乾燥には何日もかかるようで

後日 完全乾燥してからジョリパットのコテ仕上げに来ることに

では
塗り壁工房
http://www.nurikabekobo.com/

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